電話対応技能検定

『経験から生まれた慢心が支える技術』ではなく、『世間が認める対応の技術』です。その技術を備えるための講習を受け、備わったかどうかが試され、備わっている担当者には資格が与えられます。

そのことはつまり、『根拠のある技術の証明』を取得することになります。そうすれば、電話対応担当者として自信を持つことができるようになり、仕事への意欲も高まるというものです。

 

その資格は、日本電信電話ユーザ協会が主催する『電話応対技能検定』への挑戦で取得することができます。

その資格を取得するための講座、受験手続、受験を私共が担っています。私共から『電話応対技能検定』の最高資格『電話応対指導者』の資格を取得した者は30名(2021年3月現在)。

そのうち半数の者は、電話応対技能指導者として、企業で指導者として活動をしていたり、セミナー講師として様々なところで指導者として活動をしています。詳細を知りたい方は、お問い合わせよりご連絡ください。詳細な内容を記載したものをメールでお送りいたします。

電話対応技能検定(もしもし検定)とは

一般財団法人日本電信電話ユーザ協会が、お客様に喜ばれるビジネス電話応対の実現を目指し、企業内において電話応対のエキスパートとして即戦力になり得るリーダーの育成を目的に設立された資格です。資格は級別で、3級・2級・1級・指導者級があります。

対象

  • 新入社員
  • お客様対応部門勤務者
  • 電話応対の基礎から学びたい方
  • 電話応対のスキルアップを目指される方

特別資格について

ビジネスの中で必要なコミュニケーションとマナーの基礎能力を有する。
※合格者は、2級の資格を受験することが出来る。


電話を使ったビジネスに必要なコミュニケーションの応用能力を有する。
※合格者は、1級の資格を受験することが出来る。


電電話を使ったビジネスに必要な社内の指導者として高度な実践能力および指導能力を有する。
※合格者は、指導者級の資格を受験することが出来る。


電話応対に関する高度な知識、技能を有し、本検定の実施にあたっては、指導官や試験官などの役割を担う。
※受験条件として1級合格者及び指導経験が5年以上あることが必要。

※基本的に3級から順に受講・受験をしていただきます。
ただし、一般財団法人日本電信電話ユーザ協会が認定した方に関しては、2級からの受験が可能です。

検定合格までの流れ

必須講座受講→筆記試験→実技試験→合格

級別カリキュラム

カスタマーケアプランでは沖縄から北海道のどの地域ででも電話応対技能検定試験を受けていただくことができるための講師数が揃っております。
4名以上のまとまった受験であればあなたの会社で受験をすることができます。人数と日程と受験についてご相談をいただければ、ご希望に対応できるように講師を手配いたします。
なお、級別カリキュラムは以下のようになっています。

時間 内容
必須 10時間
  • 教養ある社会人として欠かせない人格的マナー
  • 話し言葉・聴くこと・話すこと・気遣うこと
  • 敬語と言葉遣いの基本
  • 発音・発声の基本
  • 電話と対面コミュニケーションの違い
  • 様々なコミュニケーションツールと電話メディアの特徴
  • 個人情報保護法(概要)
3級 10時間
  • 電話応対の基礎
  • 電話の受け方かけ方、取り次ぎ、伝言
※必須科目と合わせ計20時間
2級 15時間
  • 電話応対の基本
  • 伝え方・聴き方の基本
  • 日本語の特徴
  • 電話応対のメディエーションの基礎
  • 電話応対のアサーションの基礎
  • 電話応対のカウンセリング・コーチングの基礎
  • 個人情報保護法(応対者事例によるグループワーク)
※2級から受験される方は必須講座と合わせ計25時間
※3級合格者は20時間
1級 20時間
  • クレーム電話応対
  • クレーム・紛争に関する法的知識
  • 伝え方・聴き方の応用
  • 電話応対のメディエーションの応用
  • 電話応対のアサーションの応用
  • 電話応対のカウンセリング・コーチングの応用
※2級合格者のみ受験可能

よくある質問

Q どのような資格ですか?

一般財団法人日本電信電話ユーザ協会が認定する、電話応対技能が優秀だと認められた者に与えられます。

Q 資格に段階はありますか?

3級・2級・1級・指導者級とあります。

Q 3級の受験はどのように行われますか?

まずは、20時間(10カリキュラム×各2時間)の規定講座を必ず受講して下さい。
20時間の規定講座受講後、指定日に行われる検定試験を受けることができます。
※級別の検定試験日については、検定スケジュールをご確認ください

Q 試験はどのようなものですか?

筆記試験は、20時間の規定講座で学んだ内容を主にマークシート方式の選択問題です。
実技試験は、決められた題材を使い、電話対応を試験会場で実際に行います。その音声を録音し、審査員に送ります。
※試験問題は、すべて一般財団法人日本電信電話ユーザ協会が作成しています
※筆記試験と実技試験、各70点以上の得点で、各級の資格が取得できます

Q 検定試験はどこで行われるのですか?

規定講座を受講した会場で行います。受験者が4名以上なら御社で行うこともできます。

Q これらに掛かる費用はいくらですか?(3級検定の場合)

規定講座は1講座(2時間)4,320×10講座=43,200円
受験費用(検定料)5,400円
※1回の受験で3級資格を取得することができた場合は、合計費用51,840円です

Q 審査員は誰ですか?

一般財団法人日本電信電話ユーザ協会が全国から選んだ契約講師の方々です。

講座と検定スケジュール

講座日程

公開講座・公開セミナーページをご覧ください。

検定日

参考